ぽよです。
この自粛期間に何度も購入をかけた争いが繰り広げられたリングフィットアドベンチャー。その陰でひっそりと人気を伸ばしていたFItBoxing。
検索をかけると,「どっちがやせる?」「どっちを買うべき?」といった声をよく聞きます。
今回は,どちらも所有しており,1か月以上プレイを続けているわたしが,体重の増減や見た目の変化にも触れつつ,おすすめポイントを解説していきたいと思います。
結局どちらがオススメ?
多くの方が気になるところだと思いますので,さっさと結論を言ってしまいますが,目的に合わせて選んでください。この一言に尽きます。
もっと言えば,これらのゲームによる運動だけで済ませようとしているのであれば,それぞれメリットデメリットがありますので,両方買ってバランスよく使うのが一番いいんじゃないかな。
私の中では,
・筋トレしたい⇒リングフィット
・有酸素運動がしたい⇒FitBoxing
という風に使い分けています。
それでは,次の項でそれぞれ詳しく解説しますね。
リングフィットのメリット・デメリット
楽しく筋トレができる
リングフィットの強みは,なんといっても「筋トレが楽しくできるところ」です。
後述しますが,FitBoxingは筋トレというよりは有酸素運動がメインなので,しっかり筋肉に刺激を与えたい,という方はリングフィットの方があっていると思います。
アドベンチャーモードでは,筋トレをする=敵へダメージを与える,という風にドラ〇エさながらのモンスターとの戦いを楽しむことができます。
早くストーリーを進めたくて,「今日もやっとくか!」と運動への重い腰を上げることができるので,ゲームは好きだが運動は好きではない,という方にはもってこいです。
スキルを増やしたり,回復アイテムを得たり,思っていたよりRPG感がありますよ。一方で,運動はするがゲームがしない母は,進め方が分からず苦労するところがあったみたいです。
アドベンチャーモードでは,運動負荷(運動強度)を個人で選択できますので,「キッッッッッッツイ!!」って叫ぶくらいにしんどい運動をすることが可能です。逆に,「これくらいなら続けられるかも」と負荷を弱めに設定することもできるので,運動が苦手な人でも安心。
ながら筋トレ・部位別筋トレもできる
リングフィットはアドベンチャーモードだけでなく,筋トレに特化したモードもあります。
〇〇しながら筋トレができるモードもありますので,筋トレに時間を割きたくない!という方にはちょうどよいかもしれません。ただ,私は「ゲームする!」「スマホいじる!」「勉強する!」ときっちり区切りたいタイプなので,これまで1回も使ったことはありません。(レポできなくてごめんなさい)
また,鍛えたい部位別に筋トレを選択することや,それらを組み合わせてセットで保存しておくこともできます。
各ユーザーの記録がランキング形式で示されるので,複数人で使う場合は燃えることでしょう。こちらは何回か私もプレイしましたが,普通にキツイです。アドベンチャーも十分きついんですけど……。
とはいえ,ゲームへのモチベーションでなんとか筋トレをしている私は,こちらの機能もまだまだ使う頻度が低いです。というかアドベンチャー20分やったらくたくたで何もできない。
頑張りすぎて体調が悪くなる
私のように,自分がどれだけ頑張れるのかを把握していない人間がアドベンチャーをやる場合,「あとちょっと……」「次のワールドに行くだけ……」と無茶してしまい,体調を崩さないように注意しましょう。
もともと低血圧っぽいな,とは感じてはいたのですが,リングフィットやり始めのころは毎回運動後に吐き気とめまいに襲われていました(もちろん自己責任です)。
普段運動習慣がない人が始めると,体がびっくりしてしまうくらいの運動強度になっているかもしれないので,注意が必要です。
現在は私に合った運動強度を見つけ,慣れもあってほとんど体調は崩しません。むしろ長年付き合ってきた腰痛が改善してきたんじゃないかな?とすら思えるくらいに快調です。
有酸素<筋トレ
リングフィットでは,一応「走る」という運動もこなすことができます。これは,アドベンチャーにも含まれていますし,ジョギングを単体で行うことも可能です。
ただ,単体でのジョギングは,足踏みでもOK,と言われてもマンションに住んでいる私は下の階へ響くことが気になって,ほとんど取り組めていません。
アドベンチャーでは仕方がないのでやってはいますが,夜間に進めることが多いので結構音に気を使いながら走る(歩く?)ことになっています。アドベンチャーの場合,走る距離も大したことないですしね。筋肉の限界が先に来て,たいして走らないまま終わることも多々あります。
というわけで,私の場合はリングフィットは筋トレ用!と割り切ることになりました。特に階下への音が気にならない環境にいらっしゃる方は,有酸素運動もリングフィットで事足りるかもしれません。
FitBoxingのメリット・デメリット
有酸素運動にはもってこい
フィットボクシングは,音楽に合わせつつ,全身を使ってボクシングの動きをするリズムゲームです。
リングフィットと異なり,ひたすら全身を動かし続けるフィットボクシングは有酸素運動をしたい方にお勧めです。
好きな音楽を選んで運動するコースもありますが,メインは「デイリーコース」です。自分の運動目的(体力強化・ダイエットなど),1日の運動時間,鍛えたい部位(ウエストやヒップなど),体重などを登録することで,自動的にあなたにあったトレーニングメニューを作ってくれます。
毎日その内容は異なり,体重の変化によって調整してくれるのも素晴らしいところです。継続することで,キャラクターの着せ替え衣装が増えたり,新たなトレーニングや曲が解放されていきます。
たった20分,30分体を動かすだけで,キツイと感じる間もなく汗がダラダラ出てきます。初日こそ,二の腕あたりに筋肉痛を感じるものの,その後はほとんど苦しさを感じることはありません。
筋トレが苦手な方でも続けられると思います。かくいう私も,リングフィットアドベンチャーが辛すぎて避けている期間があったのですが,その間も,フィットボクシングだけは続けられていました。
カロリー消費が多い
有酸素運動がたっぷりできるだけあって,消費カロリーがなかなか大きいです。
リングフィットでは,アドベンチャーの進行度や運動強度にもよりますが,私の場合,初期の方だと20分運動して50kcal,みたいなこともザラでした。さらに続けたくても体力の限界が先に来るとかこともありますし。
一方で,フィットボクシングは35分の運動をして230kcalほど消費することができます。(同じ時間で比べられず申し訳ないです。リングフィットを30分続けるのが難しいもので……)
カロリー消費の値だけがものをいうわけではありませんが,とにかくカロリー消費をしっかりした感が欲しい方にはちょうどよいかもしれません。
感度が悪いときにストレスを感じる
センサーを使っているゲームなので,どうしようもないのですが,どうしても誤作動を起こす時があります。
リングフィットに比べ,動きが速い分,うまく反応しないことが多い気はしますね。コツをつかめば割と正しく反応してくれますが,慣れるまではややストレスを感じるかもしれません。
階下へ音が響きにくい
リングフィットのように走る動作はないフィットボクシングは下に音が響きにくく,マンション住まいの方でも比較的安心です。
ただ,続けていくと「ステップ」という動作が出てきて,足をしっかりと動かす必要がでてきます。あまり大きな音が出るわけではありませんが,どうしても気になる方はステップを含まないトレーニングを中心にやることになるかと思います。ただ,そうすると多少なり足への負荷は少なくなってしまうかもしれません。
とはいえ,「走る」動作が含まれていないだけ,随分と音は発しにくいとは思っています。
結局どちらがオススメ?
最初にも言ったように,目的に合わせて購入していただければよいかと思います。現在,リングフィットを購入するのは至難の業ですが……。
ちなみに,私はリングフィット20分+フィットボクシング35分を週に3日以上を目標に行っています。ただ,体重は全然減っていません(笑)
私の体重が減っていないのは,まだまだ運動量が足りていないのか,食べる量が多すぎるのかわかりませんが,少なくとも長く付き合っている腰痛が改善されるという効果が出ているので,この調子で続けていこうと思っています。